2021年10月から2022年3月までの活動履歴をご紹介します。
学習を大まかに終えた私は、孤独感払拭のためにコミュニティに所属して自身の考え方を前向きに転換し、営業活動を行いました。
学習ロードマップは途中から参照し、基本的に教材ベースで進んできました。具体的なhowtoは他の方々のを参考にしてくださいませ!
私は1年間で、大まかに
・学習半年(継続中)
・コミュニティ所属
・営業、初案件
・制作会社と業務委託契約
という軌跡をたどりました。
こちらは学習期以降の振り返りです。
なお、具体的な金額や取引先は伏せておりますのでご了承ください。
2021年10月~2022年3月
コミュニティ所属、営業、初案件獲得、学習、営業、と我ながらキビキビと動いていきます。
10月 コミュニティに所属/営業
「codolife」というコミュニティに所属しました。
原祐太(@haraponta1496)さんが主催するWeb制作者コミュニティで、熱量ある方々が数多く所属しています。
ここで、課題をこなしたり、メンターや先輩からスキルや営業について教えてもらったり、自力ではたどり着けない情報をたくさん獲得することが出来ました。(卒業制度はないので今でも所属しています。)
ここで、同じような進捗の仲間ができ、日々の活動を報告し合うことでかなりの刺激となりました。やはり仲間は大切。最重要かもしれません。
コミュニティでは特に集中する期間が1.5ヶ月あり、そこで私はクラウドソーシングサイトを利用して自分から仕事を取りに行くことに挑戦しました。
営業未経験、コーディングスキルにも自信が無いし、相手に迷惑をかけないかそればかり考えていました。
営業するのにも1件1件時間がかかりますし、内容も慎重に作成するので予想以上に少ない数しか最初は営業できませんでした。内容は、SnowMonkeyのスタンダートプランを契約したため、スノモンを軸に提案していました。
結果、営業開始1週間で初案件をいただくことが出来て、開始2週間で5案件をお任せいただくことになりました。
ここで学んだことは
・「相手に迷惑をかけないか?」というのは自己中心的。迷惑をかける、ではなく、満足してもらえるように全力を尽くす。ポジティブに。
・営業は、相手の立場や希望を考えて、質問に答えていく。自分が話したいことを言う場ではない。
・返信などのレスポンスが早いとそれだけで貴重な存在に。
「即レス」の重要性は原さんを始め色々な方がおっしゃっていますよね。
会社員時代はメールと電話が主な連絡ツールだったので、LINEのようなチャット形式のツールのリズム感を仕事に持ち込むのが最初は抵抗がありました。
相手から連絡があれば、内容について以外にも、今は取り込み中のため後で回答する旨までもすぐに返信することで、きちんと感をアピールできました。
慣れるまで1日中ドキドキしましたが、スマホの通知をオン、マナーモード解除、そしてマメに自分からもクラウドソーシングアプリをチェックしに行くことで対応可能でした。
ちなみに、6:00-23:00はスマホに張り付いていましたが、子育て中や兼業の方は厳しいと思うので、ある程度の割り切りも必要なのかなと感じています。
11月 初案件
ついに案件を進めていくこととなりました。
詳細は
・WordPressを用いたLP 3件
・WordPressを用いたHP 1件
・Wixを用いたHP 1件
です。
1件以外はオンラインミーティングを設定し、ゴールを定めた上で進めました。具体的な流れは他の方のものを参考なさってみてください。「ミーティング→デザイン→コーディング」が基本の流れです。
最初だったのでデザインの修正は無制限に対応しました。かなり大変でしたが、スノモンベースの提案だったので、静的コーディングの場合よりかはスムーズだったと思います。
また、XDなどでデザインを決める場合は修正回数上限を決めないとこりゃ~大変だな、と実感しました。先方からすると、参考サイトや少しの素材以外は何もない状態からミーティングをするので、デザインの試作を見ないとイメージが湧きにくいです。見せた後から要望が溢れ出す、というのはあるあるで、見た目の印象からだけで「なんとなく明るいほうが良いな」など無尽蔵に意見が出てくるので、最初にポイントを押さえるのが本当に大事だなと痛感しました。
いきなり5件を同時進行したので、徹夜を何日もしなければならなくなりました。営業をしても返信が来るか契約できるかは不確実ですし、自分でコントロール出来ない状態はずっと続かないなと肌感覚で体験した時期でした。
そもそも営業が上手かったのか?/【結論】うまくありません。
私はWeb制作に全く関係が無い業種で6年間勤務していましたし、営業未経験でした。
大学の専攻もプログラミングに無関係です。
そんな私がなぜ営業開始2週間で5件いただけたかというと
・自己紹介はほどほどに、なるべく早い段階で相手の質問にすべて答えた→読んでもらうため
・金額交渉をせず相手の言い値で受けた→金額より経験を優先したため
上記2点と、素早いレスポンスがポイントだと感じています。
最初の一歩はとにかくクラウドソーシングサイト上で実績(★5.0など)を付けることが大事なので真剣に取り組みました。
サイトの見栄えとして、★が全く無い人に提案されても怖いと思ったので、登録直後は1~2件だけ制作と関係ない案件で納品を行い、★と評価をいただきました。タスク系の案件だと★がプロフィール画面に付かないことがあるので注意です。
12月 CodeUps
獲得した案件をこなす中で、スムーズに納品まで進んだものもあれば、相手からのレスポンスが無くどうしたら良いか分からないもの、失注したものなど、色々な展開が待ち受けていました。
(失注については改めて綴ります)
その中で強く感じたのが「スキル不足」でした。
半年間学習したにも関わらず、実際に仕事をやってみると、学習に終わりがないことをヒシヒシと感じました。自分が全然分かってないことに絶望もしました。
コーディングで0から制作する案件も手掛けてみたいとずっと考えていたので、案件が落ち着いた段階でCodeUpsに入会。
それが大正解でした。
CSS設計やGulpなど、実務で使える生のコーディング情報をたくさん得ることが出来ました。
書籍から設計を学ぶことも出来なくはないと思うのですが、私はコードが自己満足で終わったら不安だったので、コードレビューいただけるチャンス、ライブコーディングをたくさん見られる環境がありがたいです。
金額が高いな、と思ってる方はもったいないと思います。
「Web制作活動1年の軌跡(前半)」でお話ししたピクセルパーフェクトですが、7月当時とは比べ物にならないくらい的確に出来るようになりました。
実装で悩むことはまだまだあるのですが、課題を終えた達成感や見違えるほど綺麗になった自分のコードを見ると、苦しくてもなんだかんだ頑張れます。
1月 学習に再集中
デイトラでWeb制作の基礎、CodeUpsで実務レベルのコーディングを学んだ私は、CodeUpsの課題を通じてもう一回腰を据えて学習することにしました。
相手に納得してもらえる仕事をするには、もう少し自信をつけようと思ったからです。
CodeUpsのフィードバックを受けて、1つ1つ書き直していきました。初稿は期限付きでしたが、ここでは時間を完全無視し、納得するまでググって書き進めました。
理屈が分かると俄然面白く、スピードが遅くても手応えが今までと全然違いました。デイトラを見直してみても内容がスーッと入りますし、ここまでの行動の方向性が間違ってなかったんだと嬉しくなりました。
このタイミングで他の方にもコードレビューいただける機会に恵まれたので、たくさん意見をいただきながらコーディングしていました。
2月 制作会社と業務委託
11~1月までは、初案件をこなせるかドキドキしすぎてクラウドソーシングサイトでの営業を止めていたので、久々の営業を行いました。
今度は、長期的にお付き合いできる関係性を望んでいたので制作会社を対象としました。
結果は、返信率50%で、ZOOM面談を行った会社とはスムーズに契約が出来ました。
ここで学んだことは
・稼働時間、ポートフォリオ、会社概要に対する自身の意見など、相手が求める情報を丁寧に記載する→いきなり送られて先方はビックリ&読むのに時間を取られるので、相手目線がめちゃくちゃ大事。
・嘘をつかない→スキル不足と取られるような情報も正直に書いて、双方のミスマッチを防ぐ
です。
クラウドソーシングサイトでの営業と大差無いです。
ただ、契約書を正式に交わすことになるので、気を引き締めて送っていました。業務委託、準委託については違いをよく理解し、契約書・請求書・見積書のひな形の準備も行っておくとさらに安心です。
今お付き合いさせていただいているところは、請求書のみ私が用意し、あとは先方から提供いただいています。見積もりは工数ベースなので、自身のコーディングスピードを大まかに計測しておくと過剰or過少な見積もりを防げるはずです。
会社によると思うので、契約前に気になる点はしっかりご確認ください。
3月 お仕事をいただき続ける
2月に契約を行って以降、翌日から案件をお任せいただいています。
LPやWordPressテーマカスタマイズなど、範囲は広いです。
個人でも信頼していただけるということを体感できたので、学習にもさらに身が入るようになりました。3月は、JavaScript関連、WordPress関連の知識強化に力を入れ、パワーアップに努めました。
まとめ
以上が私の1年間の記録です。
子持ちだし、PC苦手だし、など最初は言い訳を考えるのがうまかったのですが、1年経って
・学習の終わりを決めておく→完璧は永遠に無い
・スキル不足は求められる完成物のレベルによる→現状の自分のスキルが誰かの役に立つこともある
ことがよく分かりました。
言い訳だけして行動力が不足してたな、と今振り返ったら失敗もたくさんありましたが、継続は力なり、やめないことが本当に大切です。あとは仲間の存在。
子持ちだと特に順調に学習できないと思います。私もそうでした。時間は作るものって言っても本当に無いですよね笑
環境は各々異なるので、周囲と比べすぎないで、コツコツ取り組むと道は開けてきます。
大学生や独身の方ならもっと早いペースで手応えが掴めるはず。
Web制作に限らず、自分が決めたことを続けるってやりがいがあるし素敵ですよね!
前向きに行動できる方々がもっと増えると良いな!と思っています!
コメント