いま「Web制作」がアツいですよね。
始めようにもきっかけが掴めない方がいらっしゃると思います。
「難しそう」「PC苦手」「そもそも何?」
いろいろ考えてしまうはず。
もし少しでも面白そうと感じたのなら、悩んでいる時間がもったいないです。
今回は、恐縮ながら私が制作を始めたきっかけをご紹介します。
Web制作って何?
流行ってるけど、そもそも何なんだ?というお話です。
「Web制作」と言っても、その範囲は多岐にわたります。
・ホームページ(HP)やランディングページ(LP)の制作
・マーケティングのコンサル
・SNS(Instagram、Twitterなど)のアカウント運用や構築
・LINEの公式アカウント運用 など
この中でもメインは「HP/ LP」制作です。
デザイナー、コーダー、ディレクターなどの人々がHPを制作しており、Web制作会社はもちろん、フリーランスとして活動されている方など、その作り手は様々です。
また、最近は企業も公式SNSでプロモーションする機会が増えているため需要は爆上がりしており、HP制作以外でも活躍できる場が増えています。
Web制作で用いる言語/デザインツール
PCに情報を認識させるため、以下のような言語を用います。
・HTML(マークアップ言語)
・CSS(スタイルシート言語)
・JavaScript(スクリプト言語。ライブラリはReact.js, jQueryなど)
・PHP(プログラミング言語。WordPressというCMSで用いる)
が主です。
HTMLとCSSが分かれば、インターネット上に簡易なホームページを記載・装飾することが可能です。正確にはプログラミング言語ではないので「Web制作≠プログラミング」。
「プログラミング言語じゃないなら簡単なのかな?」
と正直最初は思ったのですが、全然そんなことはありませんでした笑
また、HPにはデザイン制作が必要で、その時に用いるのは
・Adobe XD
・Photoshop
・Illustrator
・Figma
など。
あくまで「情報を伝える」ためのツールとして制作するわけなので、センスでなんとなく出来上がるものではなく、デザインにはスキルや技術が大事になります。
Web制作との出会い
前置きが長くなりました。本題へ移ります。
私がWeb制作を知ったのは2018年1月のこと。第一子出産による育児休暇期間でした。
産前休暇に入ってから「ファイナンシャルプランナー2級」「保育士」などの勉強をしていましたが、本業が副業禁止だったため、試験合格後に具体的に行動に起こせない状態でした。
家計簿の見直しや子育てには役に立ちましたが、なんとも言えない焦燥感が拭えず。
そんなときに目にしたのは、ちづみ(@098ta0209)さんという方のTwitterでした。
ちづみさんは元教員でいらして、現在はWeb制作や古民家カフェ、コミュニティ運営等をされている笑顔がとっても素敵な女性です。
ちづみさんがWeb制作について発信されているのを見て
「すごく面白そう。自分でHPを作るだけではなく、自分だけでも学習ができるんだ!」
と思いました。
好奇心旺盛な私はちづみさんのnoteを買って、翌日から早速コーディングの学習をスタートするのでした。
いきなり挫折
勢いよく始めたは良いのですが、見切り発車で開始した私は早速つまづきます。
その名は「float」
要素と要素を横並びにするスタイルの1種です(現在はflexが主流ですよね)。
htmlで要素のマークアップをしていくと普通は上から下へ並ぶのですが、それを横並びにしたかったのです。
課題の中で画像とテキストを横並びするにあたり
「floatを当てたら良いんでしょ~。はっはっはっ。簡単やで~」
とタカをくくっていました。しかし
「横並びにならない」「デザインが崩れる」「直したと思ったら他がぐちゃぐちゃに」
という悪魔のトリプルコンボをカマしてしまい、泣きながら作業する羽目に。
そのうち
「うまく出来ない→原因をググる→分からない→未解決→楽しくない」
のループから抜け出せなくなり、1ヶ月でそっとPCを閉じたのでした。
もっかい挫折
しかし諦めが悪い私。なんとか復活のきっかけを探し続けていました。
(途中でブログをスタートし、すごく面白くて結果も出たので、後日書き記そうと思います。)
またTwitterを眺めていると、2019年1月に「30daysトライアル」なるものを発見。
現在はかなり有名な「デイトラ」の前進サービスが、東京フリーランスさんからリリースされていました。
「やるか。やめとくか。前回イライラしすぎて自分には向いていなかったしな。」
と及び腰になった私。
2019年4月に育休からの復職が決定しており、全く自信がありませんでした。
「一応ちょっとだけ、チラ見だけ」のはずが、やっぱり終わるはずがなく笑、1dayから進んでいきました。
しかしこの時は、復職直後の怒涛の保育園呼び出し、戻らぬ仕事の勘、衰えた体力に立ち向かうことが出来ず、学習がストップしてしまいました。
2度目の挫折でした。
3度目の正直
復職して2年目に突入がするタイミングで、自分の心に問いかけてみました。2020年1月のことです。
「このまま仕事を続けるも良し、資格を活かすも良し、自分は何がしたいのだろうか」
30歳手前というと、一旦、自分の人生を振り返る機会が増えると思うのです。大学の同期が転職したり、友達が結婚出産したり、様々な変化が起きていました。
そこで私が出した結論は「挑戦すること」。
本業は環境や人間関係がかなり恵まれており、この時代には珍しく、定年まで続ける選択をする人が95%だろうという職種でした。
しかし、要領が悪い私は、日々の仕事/家事/育児でキャパオーバーになっていました。通勤電車内で読書をしながら意味もなく毎日泣いており、情けなかったです。
また、多忙な夫には負担をかけたくない、放課後は子供のサポートに比重を置きたい、でも自分のキャリアは極めて行きたい、という希望もあり、働き方を再考することに。
そこで候補に挙がったのが、先に2度挫折している「Web制作」でした。
正直、仕事って世の中にいっぱいあるのに何でWeb制作にこだわったのかと言われると答えられません。ですが、面白そうだったし、理屈っぽい私に向いていそう、と感じました。
アラサー、既婚、子持ちで目立ったスキルが無い私は、転職活動をしないでそのまま退職、学習に振り切りました。
ここで私は「次こそ挫折しないで続けて、仕事にしてみせる」と誓ったのでした。
(本来は学習の目処が立ってから身の振りを考えるべきです!)
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